今日は新宿に通院する日です。
一人で都心に出る月に一度の機会なので、ついでに行くべき場所や探したいものを整理し、電車の中で読む、夢中になりすぎて乗り過ごさないような類の本を用意して出発です。
まず病院。
いつも入眠剤を処方してもらっているのですが、ここ数日眠りが長続きしないことを訴え、頓服を増やしてもらいました。原因に心当たりは…あります。佳境に入った『アバタール・チューナー』の名台詞や名シーンが頭から離れないんですー。
もちろんそんなことは先生には言いません。
続いてヨドバシカメラのガチャ館へ。
先週末にデビューした「うさぎ洋菓子本舗2」を発見しました。
8回で5種類。満足。
しかしこれ、本当に200円で利益出るんでしょうか?製作の人ちゃんと稼げてるのか、心配になる出来栄えです。
前作「うさぎ洋菓子本舗」と一緒に。
気分良く、今度は逆方向、伊勢丹メンズ館へ。
旦那のジャケットを買った時に店頭で見たストール(紳士物)が気になっていたのです。これ良いなあ、でも贅沢かなあ、どうしよう…よし、15日の病院まで欲しい気持ちが持続してたら買おう!
はいこれです。イタリア製、定価15000円なり。
伊勢丹地下を通ったついでに、年末に義妹と行った紅茶屋さんで、おいしかった青い花のお茶を購入。
淹れるとこんな色です。チョコレートの香りがします。
行き帰りの電車ではローレンツ『攻撃−悪の自然史』を5章まで。
かの『ソロモンの指輪』よりも突っ込んだ動物行動学の本です。動物はなぜ争わずにはいられないのか。動物である人間はそれをどう理解したらいいのか。
学生の頃に図書館で借りて読んだきりで、ゆっくり再読したかったのです。
ああ今日はいい買い物したなあ、晩ごはんのおかずは何にしようかなあ。と考えつつ乗り換え駅に降り立ちましたら、「国境なき医師団」の街頭宣伝に出会いました。
名前や活動はニュースでちらほら目にしたことがあります。なんとなく目を離せないながらも通り過ぎようとしましたら声をかけられました。飢餓地域の子供達への食糧支援を行なっているとのことでした。
子供の頃からの疑問が口を衝いて出ました。
地球の裏側での飢餓、貧困問題はずっと耳にしています。支援活動も続いているし寄付をしたこともあります。なのに飢餓は無くならないし難民もいなくならない。これは今日明日の食糧を支援して解決する問題ではないのではないだろうか。彼らが本当の意味で救われる、自立して稼げるようになる見込みはあるのか、と。
今日食糧を与えても明日にはまた飢えさせることになるのかも知れないのなら、いったん希望を与えてから絶望させることが善行と言えるのか、私にはわからないでいました。
そこで声をかけてくれた人にそんなことを訴えても仕方がないのでは、とどこかで思いつつも、相手の目を見て話をしました。するとあちらは怒りもせずに、「国境なき医師団」のウェブサイトを見てみてほしいと仰いました。
国境なき医師団
国連WFP(World Food Programme)
見てきました。
現在、世界の栄養不良人口は約7億9500万人であること。
それは過去10年間で1億6700万人、1990~92年以降では2億1600万人減少していること。(以上、WFPサイトより)
飢餓をなくすこと、貧しい人々の経済的自立は可能であると考えられることを知りました。
明日、寄付してきます。できればカードではなく、今日と同じ場所で直接。
顔を合わせて、目を見て話をしなければきっとこんな気持ちにはならなかったと思うので。
2017年2月14日火曜日
アートマトルテ
ゲームブログ向けのネタかなとも思ったんですがあえてこちらで。
話は一昨年の結婚記念日まで遡ります。
旦那にプレゼントをしようと申し出たのです。
「何でも上様の好きな作品の二次創作小説を書いてあげよう」と。
題材はゲームでも漫画でも小説でも、なんなら史実でも可(漠然としたイメージからオリジナルを書けというのは、今回は不可)
ただし必要な資料は全て旦那が用意してくれること。史実なら用意してくれた史料の範囲内で対応。私の手に負えないようなアクションゲームの場合、代わりにプレイしてイベントシーンを見せてくれること、という条件です。
旦那、迷いに迷うこと一年以上。平井和正『幻魔大戦』などが候補にあがってましたが、最終的に推されたのは2004年にプレイステーションで発売されたゲーム
『デジタルデビルサーガ アバタール・チューナー』
でした。
決まってから数ヶ月、動くPS2とコントローラーを発掘し、どこからともなく新品のメモリーカードも発見されました。FF14も一段落したところでずずいっと進め、現在ラスダン(カルマ教会)まで辿り着いたところです。
…そう言えばそろそろバレンタインデー。昨年は体調不良で何もできなかったので、今年はこんなものを用意してありました。
13日のうちに生地を焼いて寝かせ、コーティングとホワイトチョコペンによるデコレーションは14日当日に。どう飾ろうかな、まあ適当でいいやと思いつつ、13日夜も攻略本を片手にジャンクヤードへ向かったのですが…
謎の光を浴びて異能に目覚めた者達の体に浮かび上がる悪魔の証、アートマシンボル。
これ描けないかな。
いや私絵心ないんですけど。
まあ失敗しても味には関係ないし。洒落ということで。
試してみました。
ウォータークラウン(主人公、サーフ)
…努力の跡が窺えます。
サイズミックウェーブ(アルジラ)
無理があります。
ツイスター(ゲイル)
似てはいませんが、絵にはなっていると思います。
ラヴァフロー(ルーパ)
(泣)
…当日思いつきのお遊びですから…。チョコペンを買って練習すればましになるのかもしれませんが。絵心だけでなく、チョコの温度管理も肝です。それでもラヴァフローのような鋭角的なデザインは難易度高いです。ウォータークラウンはもっと雰囲気出せたかも。
さて来年は何がブームに来てますことやら。
気が向いたらチョコペン修行しましょうかね。
話は一昨年の結婚記念日まで遡ります。
旦那にプレゼントをしようと申し出たのです。
「何でも上様の好きな作品の二次創作小説を書いてあげよう」と。
題材はゲームでも漫画でも小説でも、なんなら史実でも可(漠然としたイメージからオリジナルを書けというのは、今回は不可)
ただし必要な資料は全て旦那が用意してくれること。史実なら用意してくれた史料の範囲内で対応。私の手に負えないようなアクションゲームの場合、代わりにプレイしてイベントシーンを見せてくれること、という条件です。
旦那、迷いに迷うこと一年以上。平井和正『幻魔大戦』などが候補にあがってましたが、最終的に推されたのは2004年にプレイステーションで発売されたゲーム
『デジタルデビルサーガ アバタール・チューナー』
でした。
決まってから数ヶ月、動くPS2とコントローラーを発掘し、どこからともなく新品のメモリーカードも発見されました。FF14も一段落したところでずずいっと進め、現在ラスダン(カルマ教会)まで辿り着いたところです。
…そう言えばそろそろバレンタインデー。昨年は体調不良で何もできなかったので、今年はこんなものを用意してありました。
13日のうちに生地を焼いて寝かせ、コーティングとホワイトチョコペンによるデコレーションは14日当日に。どう飾ろうかな、まあ適当でいいやと思いつつ、13日夜も攻略本を片手にジャンクヤードへ向かったのですが…
謎の光を浴びて異能に目覚めた者達の体に浮かび上がる悪魔の証、アートマシンボル。
これ描けないかな。
いや私絵心ないんですけど。
まあ失敗しても味には関係ないし。洒落ということで。
試してみました。
ウォータークラウン(主人公、サーフ)
…努力の跡が窺えます。
サイズミックウェーブ(アルジラ)
無理があります。
ツイスター(ゲイル)
似てはいませんが、絵にはなっていると思います。
ラヴァフロー(ルーパ)
(泣)
…当日思いつきのお遊びですから…。チョコペンを買って練習すればましになるのかもしれませんが。絵心だけでなく、チョコの温度管理も肝です。それでもラヴァフローのような鋭角的なデザインは難易度高いです。ウォータークラウンはもっと雰囲気出せたかも。
さて来年は何がブームに来てますことやら。
気が向いたらチョコペン修行しましょうかね。
2017年1月23日月曜日
緑と水と煉瓦の風景
今朝目覚めてから気がつきました。本日1月23日は母の誕生日ではないですか。
ああ何もしていなかった。
せめて、「続く」としながら放置していた昨年9月の帰省の時の写真をアップしましょう。
2016年9月、上様が札幌に出張とのことで、8月に帰省したばかりですがまた出撃することにしました。
千歳からの足はレンタカーです。
鹿笛搭載!
翌日、母と一緒に8月に行き損ねた札幌観光です。
お昼は久々に北海道ラーメンを求めて、エスタの「らーめん共和国」へ。
森町の次郎長さんの、辛くない味噌ラーメン。
おいしかったのでアンケート書いて投票してきました。
下りながらロフト巡回。じもとーとさんの、道内主要都市トートバッグから函館を選びました。五稜郭を用いたレイアウトがいいですね。
そして一階まで下りたところで、大量のガチャガチャ販売機を発見。
上のゲームセンター階はキャラクターものばかりでしたがこちらは渋いです。
母も興味津々で見ているうちに「これ欲しい」と言い出し、二人で一つずつ引いてみました。
コーナーには他にも年配のご夫婦の姿があり、こんなのを熱心に見ておられました。
さて本日のメイン、北海道大学博物館(旧理学部本館)に向かいます。
構内を流れるサクシュコトニ川。
古河記念講堂。
真上から見ると「北」の字に見える農学部。
北海道大学出版会。
昔、生協書籍部で買ったここの本に落丁があった時、ここまですぐに在庫を取りに行っていました。
理学部ローンから旧本館に向かいます。
したたる緑の中の煉瓦建築。景色が良いと誰が撮っても素敵な写真になってしまうマジック。
やってきました博物館。
エレベーターではリスの剥製がご案内。
かつて実験動物や有機溶媒の匂いが立ち込めていた場所で、おいしいラテが飲めるカフェ。
テーブルは理学部前にあったポプラの廃材だそうです。観光客に「ポプラ並木どこですか?」って聞かれて面倒な人は理学部並木でごまかしていたとか。
この写真、現在デスクトップに使ってます。
売店でのお買い物。北海道の虫てぬぐい、前述の出版会刊行の「北大風景スケッチ」、鈴木カップリングクリアフォルダ。
三日目、お墓参りの後、以前住んでいた界隈で落としてもらってお散歩。
すっかり垢抜けた野幌駅前。
ハムスターがお世話になった動物病院。
駅で展示されていた台風の被害状況。
実家の近くの、沢のある公園。
北大の中央ローンもそうですが、緑と水がある窪地には離れがたい魅力を感じます。
そして煉瓦色がまた合うこと。
実家のある江別市は焼き物が盛んなところで、札幌の煉瓦建築の多くが江別産だったりします。
お菓子を買って実家に帰還。ゆっくりしてその夜に帰りました。
体調も天気も良く余裕の旅でした。8月のリベンジ、完了。
ああ何もしていなかった。
せめて、「続く」としながら放置していた昨年9月の帰省の時の写真をアップしましょう。
2016年9月、上様が札幌に出張とのことで、8月に帰省したばかりですがまた出撃することにしました。
千歳からの足はレンタカーです。
鹿笛搭載!
翌日、母と一緒に8月に行き損ねた札幌観光です。
お昼は久々に北海道ラーメンを求めて、エスタの「らーめん共和国」へ。
森町の次郎長さんの、辛くない味噌ラーメン。
おいしかったのでアンケート書いて投票してきました。
下りながらロフト巡回。じもとーとさんの、道内主要都市トートバッグから函館を選びました。五稜郭を用いたレイアウトがいいですね。
そして一階まで下りたところで、大量のガチャガチャ販売機を発見。
上のゲームセンター階はキャラクターものばかりでしたがこちらは渋いです。
母も興味津々で見ているうちに「これ欲しい」と言い出し、二人で一つずつ引いてみました。
コーナーには他にも年配のご夫婦の姿があり、こんなのを熱心に見ておられました。
さて本日のメイン、北海道大学博物館(旧理学部本館)に向かいます。
構内を流れるサクシュコトニ川。
古河記念講堂。
真上から見ると「北」の字に見える農学部。
北海道大学出版会。
昔、生協書籍部で買ったここの本に落丁があった時、ここまですぐに在庫を取りに行っていました。
したたる緑の中の煉瓦建築。景色が良いと誰が撮っても素敵な写真になってしまうマジック。
やってきました博物館。
エレベーターではリスの剥製がご案内。
かつて実験動物や有機溶媒の匂いが立ち込めていた場所で、おいしいラテが飲めるカフェ。
テーブルは理学部前にあったポプラの廃材だそうです。観光客に「ポプラ並木どこですか?」って聞かれて面倒な人は理学部並木でごまかしていたとか。
この写真、現在デスクトップに使ってます。
売店でのお買い物。北海道の虫てぬぐい、前述の出版会刊行の「北大風景スケッチ」、鈴木カップリングクリアフォルダ。
三日目、お墓参りの後、以前住んでいた界隈で落としてもらってお散歩。
すっかり垢抜けた野幌駅前。
ハムスターがお世話になった動物病院。
駅で展示されていた台風の被害状況。
実家の近くの、沢のある公園。
北大の中央ローンもそうですが、緑と水がある窪地には離れがたい魅力を感じます。
そして煉瓦色がまた合うこと。
実家のある江別市は焼き物が盛んなところで、札幌の煉瓦建築の多くが江別産だったりします。
お菓子を買って実家に帰還。ゆっくりしてその夜に帰りました。
体調も天気も良く余裕の旅でした。8月のリベンジ、完了。
2016年9月16日金曜日
忘れた頃にやってくる
前の投稿と前後します。8月の帰省の話です。
この夏は間の悪い体調不良に悩まされました。まずは7月の日本SF大会「いせしまこん」に行けなかったこと。頑張ればどうにかなる程度だったんですが、今回は見知らぬ人と相部屋で寝泊まりする形式だったので、夜中に具合が悪くなって同室者に迷惑をかける可能性を鑑みて諦めました。来年はどうなるのかな、もう決まってるはずですが。
8月22〜28日、上様のアメリカ出張に合わせて帰省することになっていました。恒例の母との一泊旅行先を考えます。由仁、千歳空港ターミナルの温泉とホテル、小樽・余市、富良野・美瑛と、道央のめぼしいところはだいたい行きつくしました。春にこちらに来た母が疲れ気味だったので、遠くに行くのもなんだし、いっそ札幌市内でリッチなホテル宿泊を楽しむというのもありじゃないか?帰りが遅くなる夜の部のコンサートも気にせず楽しめますし。
ということで、ちょうど私の誕生日でもあります26日の夜に、札幌コンサートホールKitaraで札幌交響楽団の定期演奏会を聴いてそのまま近くのホテルに一泊というプランを考えました。ディナーはKitaraのテラスレストランで、すべて予約も済ませ完璧なはずだったんですが…
札幌交響楽団第592回定期演奏会
不測の事態その1、台風。
前夜から天気予報とにらめっこしていましたら、やはり欠航のお知らせメールが来ました。即座に翌日の同じ便に手数料なしで振り替えましたが、事前購入していた空港行きリムジンバスの乗車券1540円は諦め。問い合わせたところ、今回は特例として事後の払い戻しが可能とのことでした、京王バス。遠くの事務所まで行くのが面倒だったので結局捨てましたが。
23日の便は問題なく飛び、母とお寿司や中華などおいしいものを食べたり(それぞれ別の日です)。
庭を眺めたりしたんですが、熟したブルーベリーを狙ってスズメバチが来るとのこと。近くに巣があるようなのですがうかつに探すのは危険です。
そうして26日、不測の事態その2。
ひどい吐き気とその他いろいろの症状に見舞われました(食べたもののせいではないです)。
札幌観光どころではなく江別市の自宅から直接タクシーでホテル入り。近くの薬局で速効性の吐き気止めを購入し、効き目はありましたが、おいしかったはずのディナーは半分くらいしか食べられませんでした(涙)
せめてデザートだけは。
しかし演奏を聴いていたらどんどん気分が良くなり、終わる頃にはすっかり元気どころか過剰なまでのハイ状態に。行きとはうってかわって軽い足取りでホテルに戻り、感想をツイッターにしたため、早めに床についたまではよかったんです。
この感想、ツイッターまとめでも取り上げられました。
http://togetter.com/li/1017314
ホテルの窓からの夜景。創成川を望む21階のお部屋でした。
薬が切れた夜半から、吐き気が復活。2時間おきぐらいに嘔吐し、しまいにはなんか胃液に血が混じってたような(気のせいだと思いたいです)。母が気づかずにぐっすり眠っていてくれたのが幸いでした。
朝には少し治まりましたが、楽しみにしていた海の幸のガレットを頂ける朝食は諦め、母も一人で行きたくないとのことでパス。本当ごめん;;
近くのコンビニでおかゆとプリンを買って、またタクシーで直帰でした。
おかゆを食べて休んだところで、蜂屋さんに電話して来てもらいました。調べた結果うちの庭に巣はなく何件か先から来ているらしいとのこと。対策として、蜂が飛ばない暗いうちにブルーベリーを摘み取ってしまうこと、というアドバイスだけで5600円。まあ、遠くから来てもらっているのですし仕方ないですね。その後はハチは来ていないようです。
今年リニューアルした北海道大学総合博物館(旧理学部本館、私も通った建物)に行きたかったんですが、それは9月に持ち越されるのでした…(続く)
この夏は間の悪い体調不良に悩まされました。まずは7月の日本SF大会「いせしまこん」に行けなかったこと。頑張ればどうにかなる程度だったんですが、今回は見知らぬ人と相部屋で寝泊まりする形式だったので、夜中に具合が悪くなって同室者に迷惑をかける可能性を鑑みて諦めました。来年はどうなるのかな、もう決まってるはずですが。
8月22〜28日、上様のアメリカ出張に合わせて帰省することになっていました。恒例の母との一泊旅行先を考えます。由仁、千歳空港ターミナルの温泉とホテル、小樽・余市、富良野・美瑛と、道央のめぼしいところはだいたい行きつくしました。春にこちらに来た母が疲れ気味だったので、遠くに行くのもなんだし、いっそ札幌市内でリッチなホテル宿泊を楽しむというのもありじゃないか?帰りが遅くなる夜の部のコンサートも気にせず楽しめますし。
ということで、ちょうど私の誕生日でもあります26日の夜に、札幌コンサートホールKitaraで札幌交響楽団の定期演奏会を聴いてそのまま近くのホテルに一泊というプランを考えました。ディナーはKitaraのテラスレストランで、すべて予約も済ませ完璧なはずだったんですが…
札幌交響楽団第592回定期演奏会
不測の事態その1、台風。
前夜から天気予報とにらめっこしていましたら、やはり欠航のお知らせメールが来ました。即座に翌日の同じ便に手数料なしで振り替えましたが、事前購入していた空港行きリムジンバスの乗車券1540円は諦め。問い合わせたところ、今回は特例として事後の払い戻しが可能とのことでした、京王バス。遠くの事務所まで行くのが面倒だったので結局捨てましたが。
23日の便は問題なく飛び、母とお寿司や中華などおいしいものを食べたり(それぞれ別の日です)。
庭を眺めたりしたんですが、熟したブルーベリーを狙ってスズメバチが来るとのこと。近くに巣があるようなのですがうかつに探すのは危険です。
そうして26日、不測の事態その2。
ひどい吐き気とその他いろいろの症状に見舞われました(食べたもののせいではないです)。
札幌観光どころではなく江別市の自宅から直接タクシーでホテル入り。近くの薬局で速効性の吐き気止めを購入し、効き目はありましたが、おいしかったはずのディナーは半分くらいしか食べられませんでした(涙)
せめてデザートだけは。
しかし演奏を聴いていたらどんどん気分が良くなり、終わる頃にはすっかり元気どころか過剰なまでのハイ状態に。行きとはうってかわって軽い足取りでホテルに戻り、感想をツイッターにしたため、早めに床についたまではよかったんです。
この感想、ツイッターまとめでも取り上げられました。
http://togetter.com/li/1017314
ホテルの窓からの夜景。創成川を望む21階のお部屋でした。
薬が切れた夜半から、吐き気が復活。2時間おきぐらいに嘔吐し、しまいにはなんか胃液に血が混じってたような(気のせいだと思いたいです)。母が気づかずにぐっすり眠っていてくれたのが幸いでした。
朝には少し治まりましたが、楽しみにしていた海の幸のガレットを頂ける朝食は諦め、母も一人で行きたくないとのことでパス。本当ごめん;;
近くのコンビニでおかゆとプリンを買って、またタクシーで直帰でした。
おかゆを食べて休んだところで、蜂屋さんに電話して来てもらいました。調べた結果うちの庭に巣はなく何件か先から来ているらしいとのこと。対策として、蜂が飛ばない暗いうちにブルーベリーを摘み取ってしまうこと、というアドバイスだけで5600円。まあ、遠くから来てもらっているのですし仕方ないですね。その後はハチは来ていないようです。
今年リニューアルした北海道大学総合博物館(旧理学部本館、私も通った建物)に行きたかったんですが、それは9月に持ち越されるのでした…(続く)
2016年9月8日木曜日
羽州街道
仙台の義実家にお墓参りに行きました。
うちはお盆とかお彼岸とか気にしないのです。むしろ外します。混むのが嫌なので。
そのついでの白石市巡りです。
「麦の季」の蔵王かもつけうどん。
元競輪選手のご亭主の手打ちのもちもちの麺に、いりこ出汁に焼き葱が甘いつけ汁。
また行きたいものです。
さて車は山間の集落へ。
このあたりは猿や猪が出没するそうです。
「熊に注意」の看板もありました。
珍しいらしいヒダリマキガヤの木。
路上で力尽きていたチョウ。
萬蔵稲荷神社。私は行きませんでしたが、上まで行くとちゃんと神社と、宮司さんの家があるそうです。
そりゃ犬を連れてったらお狐様が怒りますよね。
それより鳥居に生えていたきのこが気になります。これ一つだけ。
草の茎でつついてみた感触はぷりぷりして固めでした。
小坂峠からのこの眺望が見放題の民宿、かつては人気だったそうです。
古い北海道民が、本州・四国・九州を指して「内地」と呼ぶことがあります。
生まれも育ちも、祖父母の代から道産子の私が内地に来ると、
「ここは日本なんだなあ」と感じることがよくあります。
たとえば動植物相。
真冬に葉を茂らせる照葉樹、柿が成る民家の庭や真冬に花をつける椿の生垣。
車で初めて野生の猿を見た山。
「ここは日本むかし話の舞台なんだなあ」とも表現できます。
猿が木に登って蟹に柿の実をぶつけたり、きびだんごで従者になったりする世界、
幼い私にとっては魔法使いと同じようにファンタジーだった世界、
それが今目にしている「日本」なんです。
「ここは日本史の舞台なんだなあ」というのもあります。
大名行列が通った街道。
千年以上前から稲を作り、田を家を守り続けてきた人たちの子孫が住んでいる土地。
私が生まれ育った土地は、百数十年前には町なんかなかった、
森や山やただの海岸線だった場所ですからね。
私はその血を継いではいませんが、語り聞かされた物語の中では
けものたちは皆神(カムイ)で、とりわけ尊い村の守り神
シマフクロウ(コタンクルカムイ)を射る矢はことさらに美しく誂えられ、
カムイは最も美しい矢を求めて射られるのだとか。
一方で、教会付属の幼稚園で福音書を聞いて育ったりもしているわけですが。
お寺が多いなあ、とか、そういえば北海道ではほとんどお寺でしか見ない
瓦屋根が普通に住宅で使われているなあとか。
仏壇とか、古い地名とか、道端のお地蔵さんとか。
本やテレビの中でしか見たことのない「日本」を目の当たりにするたびに
自分は日本人ではなく北海道人なのだと再認識します。
気候や人と人との距離感、北海道はどちらもドライです。
花冷えの京都で雨に降られて風邪をひいて帰ってきた千歳空港で、
気温は氷点下で雪がちらついていたにもかかわらず
雨の京都より暖かいと感じました。
雪は雨より暖かい、ひとの体温を奪わないのです。
いつか小説か二次創作で使いたいネタです。氷属性の人を表現するのに。
盛大に脱線しました。
最後に、近辺の集落とお祭りのポスターなど。
ザ・地元って感じがしますねー。
うちはお盆とかお彼岸とか気にしないのです。むしろ外します。混むのが嫌なので。
そのついでの白石市巡りです。
「麦の季」の蔵王かもつけうどん。
元競輪選手のご亭主の手打ちのもちもちの麺に、いりこ出汁に焼き葱が甘いつけ汁。
また行きたいものです。
さて車は山間の集落へ。
このあたりは猿や猪が出没するそうです。
「熊に注意」の看板もありました。
珍しいらしいヒダリマキガヤの木。
路上で力尽きていたチョウ。
明治に建てられて、今も人が住んでいる住宅の茅葺屋根を中から見上げたところ。
昔は蚕も飼っていたという部屋もありました。
萬蔵稲荷神社。私は行きませんでしたが、上まで行くとちゃんと神社と、宮司さんの家があるそうです。
そりゃ犬を連れてったらお狐様が怒りますよね。
それより鳥居に生えていたきのこが気になります。これ一つだけ。
草の茎でつついてみた感触はぷりぷりして固めでした。
林間の草地は、ほんの十年ほど前は田んぼだったそうです。
奥の方に色づいた田んぼが残っています。
震災の後廃業してしまったという民宿の跡(人は住んでいるようです)
小坂峠からのこの眺望が見放題の民宿、かつては人気だったそうです。
錆びた望遠鏡。
古い北海道民が、本州・四国・九州を指して「内地」と呼ぶことがあります。
生まれも育ちも、祖父母の代から道産子の私が内地に来ると、
「ここは日本なんだなあ」と感じることがよくあります。
たとえば動植物相。
真冬に葉を茂らせる照葉樹、柿が成る民家の庭や真冬に花をつける椿の生垣。
車で初めて野生の猿を見た山。
「ここは日本むかし話の舞台なんだなあ」とも表現できます。
猿が木に登って蟹に柿の実をぶつけたり、きびだんごで従者になったりする世界、
幼い私にとっては魔法使いと同じようにファンタジーだった世界、
それが今目にしている「日本」なんです。
「ここは日本史の舞台なんだなあ」というのもあります。
大名行列が通った街道。
千年以上前から稲を作り、田を家を守り続けてきた人たちの子孫が住んでいる土地。
私が生まれ育った土地は、百数十年前には町なんかなかった、
森や山やただの海岸線だった場所ですからね。
私はその血を継いではいませんが、語り聞かされた物語の中では
けものたちは皆神(カムイ)で、とりわけ尊い村の守り神
シマフクロウ(コタンクルカムイ)を射る矢はことさらに美しく誂えられ、
カムイは最も美しい矢を求めて射られるのだとか。
一方で、教会付属の幼稚園で福音書を聞いて育ったりもしているわけですが。
お寺が多いなあ、とか、そういえば北海道ではほとんどお寺でしか見ない
瓦屋根が普通に住宅で使われているなあとか。
仏壇とか、古い地名とか、道端のお地蔵さんとか。
本やテレビの中でしか見たことのない「日本」を目の当たりにするたびに
自分は日本人ではなく北海道人なのだと再認識します。
気候や人と人との距離感、北海道はどちらもドライです。
花冷えの京都で雨に降られて風邪をひいて帰ってきた千歳空港で、
気温は氷点下で雪がちらついていたにもかかわらず
雨の京都より暖かいと感じました。
雪は雨より暖かい、ひとの体温を奪わないのです。
いつか小説か二次創作で使いたいネタです。氷属性の人を表現するのに。
盛大に脱線しました。
最後に、近辺の集落とお祭りのポスターなど。
ザ・地元って感じがしますねー。
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