2019年4月21日日曜日

Frühlingsblumen

 Die kleinen Frülingsblumen,
春の小さな花々、です。そうでないのもありますが写真投下。

4月16日、庭にて。


散歩道。

謎のきのこ。

4月18日、散歩道。


こういう森です。


こういう空が好きなんです。



4月20日、お出かけ。




さんざん歩いて帰ってきて、夕飯を作って食べて午後8時過ぎの空。

サマータイムとはいえ明るい。
その分、冬の夜は暗くそして果てしなく長いのです。
ゆえに見えないものたちが跋扈するのですね、
ここメルヒェンの国では。

2019年4月18日木曜日

Wildvogel

「フォーゲル」という単語、名前を初めて知ったのは確か「伝説のオウガバトル」に登場した竜騎士フォーゲル。竜面のごついお人です。
それがもともとはドイツ語で「鳥(小鳥)」て意味だなんて知ったのははるか後のこと。
定着したごついイメージとのミスマッチ感が好きな単語になりました。


4月3日に、6月まで3ヶ月住むことになる部屋に入居しました。
家具に食器、生活に必要な道具が一通り揃っているばかりでなく、
裏庭にはテーブルと椅子、そしてどう見てもバードフィーダー。
これは…餌を置いたら小鳥さん来るんですか?!
雨降りで寒かったにもかかわらず、外からはさえずりが聞こえてきます。

いやいや待てよ、野生動物に安易に餌付けをしていいのだろうか。
悪影響はないのだろうか。
餌が不足する冬場だけならまだしも。
だがしかし、翌日出かけたスーパーマーケットにはこんな商品が。

四季を通じて使える野鳥(Wildvogel)ミックス!
即購入。


パッケージ表面こそ可愛い小鳥の絵ですが、
裏と側面には4ヶ国語(独、英、露、不明)でこんな主張が。

(英語版から抜粋)
環境の変化に伴い、野鳥達は食物資源を奪われてきた。都市部においては住処もなく、田園地帯においても、集約栽培によって鳥達は十分な食物を得られていない。

この変化する世界において、、鳥達には人類による支援が重要なのである。
四季を通じて鳥達に給餌を行え!
科学的研究も通年給餌は種の保全に役立っていると示している!

愛鳥家たる我々こそ鳥類を救いうるのである!
ジーク鳥類! ジーク鳥類!

と、ふざけるのはこれくらいにしまして。
日本で野鳥用の飼料を売っているのを見たことはありませんが、
あってもここまではっきり具体的に餌やりの必要性を主張してくるとは思えません。
たぶん小鳥達の可愛いイメージとか、お子様の情操教育に云々とかを強調して
生態系への影響とかは濁してきそうな気がします。

これ一つで日本人とドイツ人の国民性を論じるのはさすがに早計です。
日本人でも私のように、正論で説得されたい人がいるんですから
ドイツ人にもイメージに釣られる人はいるでしょう。
国民全体で見た時、そこにさほど大きな差はないんではないかと思います。

ただ、この飼料の売り手は、イメージよりも正論で売ることを選んだ。
正論で動く相手を顧客としてターゲットした。
ということだけは言えるんではないかと。

という訳で4月8日、さっそくセットしましたよ野鳥ミックス!
かもん!
アオガラさんです。

「つつぴー」ことシジュウカラさんです。
この二種は毎日来ます。

クロウタドリさんです。フィーダーで採餌しているのは見ませんが
周辺で落ち葉を裏返して何か探しています。

名前がわからないこんなお客様。

4月15日。
ドライフルーツや昆虫を練りこんだ、栄養たっぷりMeisenlknödel(シジュウカラ団子)
これがもう大人気です。
行列のできるバードフィーダー!

よいこの工作バードバス。
 材料:
ルッコラが入っていたプラケース
無印良品のタオルを束ねていたひも
庭で拾った枝
計 0ユーロ

…使われてません。深すぎるのかなあ。

4月16日、コマドリさんご来店です!


庭土は芝生というより苔がふわふわに生い茂ってます。
いたるところにスミレなど小さい花が咲いているので足の踏み場に困ります。

ネズミの一家も同居してます。
小鳥達が好き嫌いしてこぼした穀粒を拾い集めてくれます。

この排水溝の中は途中まで土が出ていて、そこにおうちの入り口がありました。

ネズミ科のネズミ。

目が小さくてもっさりしている、キヌゲネズミ科の
Rötelmaus(ヨーロッパヤチネズミ)も出没します。
生垣の下に巣穴があるようです。

そして4月17日。

誰だ?!

うさぎが あらわれた!

まんまピーターラビットの世界です。
ああもうここに永住したい(無理です)

2019年4月16日火曜日

Universität

4月14日(Sonntäg)
ビーレフェルト大学合唱団による『マタイ受難曲』を聴きに行ってきました。
こちらに着いてすぐにポスターを目にして、是非とも行こう!と思い立ち
チケットも自力で購入しました(やりとりは英語ですけど)

1969年に創設された大学の中。

巨大なガラス張りの中央ホールの南北に、それぞれの学部棟が生えてる構造です。

ホールには食堂や各種売店などの設備。
本屋さんは数年前に廃業してしまったそうです。惜しい。

Truppe ins Nichts、無への階段。

壁の向こうは改装中だそうですが…?
礼拝に使ったりするならこのままにしておいた方が含みがありそうな。

理学部生物学科(Faculty of Science)ではなく、「生物学部」なんですね。

さまざまな学部の、

いろんな人が集い、

それぞれの主義主張が渦を巻く。

この混沌、これぞ総合大学、University, Universitätじゃないですか。
新たな星を生み出すガス星雲のパワー。

生物学と合唱を思う存分やれる場所への切符を手にして心踊らせていた18の自分、
あの頃の北海道大学教養部をありありと思い出します。
これだよこれ!

* * *

それではホールに向かいましょうか。
駅のホームの床にいきなり化石。

Rudolf-Oetker-Halleに着きました。
周囲には市民公園や体育館。

大学合唱団だけではなく、教会合唱団や合唱学校の子供達とのジョイントです。
オーケストラはハノーファー宮廷楽団。

素晴らしかったです。
自分もあっち側に居たかった。いや、かつては居たんですよね確かに。
こんな規模の演奏会を主催できるほどではなかったけど。

1枚目の写真の上の方に団員がちらりと写ってますが
ステージ衣装は男声は黒一色、女声は黒にこの緋色のストールが映えてました。

ソリストでは、キリスト役のSönke Tams Freier氏の声が特にびんびんと刺さりました。
前から3列目、1〜2列目はほぼ空席だったので事実上最前列、
男声ソリスト達の目の前だったせいばかりではないです。

指揮者のドロテア・シェンク氏がえらい知的美人で
タクトの振りがまた素晴らしく美しいのです。
最後の音を止めた後、30秒近く(体感)微動だにしませんでした。
ホールの空気をがっちりと掴んだまま。

* * *

コンサートの幕間にロビーで飲み物を嗜む文化は、札幌コンサートホールKitaraができて初めて知りました。
本場のホールのバーカウンターはほぼ本格的なバーでした。
アルコール・ノンアルコール合わせて20種類を超える飲み物に、
その場でフルーツを絞ってカクテルを作ったり
カナッペなどの軽食の用意もありました。

消火器などが写り込んだ雰囲気のない(しかも飲みかけ)写真ですみません。
「悠然と寛ぎながら演奏会を楽しむ人々」を背景においてご覧くださいな。

* * *

この規模のコンサートは1〜2年に1回しかやっていないようで、
全くいい時に渡独したものです。
前回はブラームスの『ドイツ・レクイエム』、その前はオルフ『カルミナ・ブラーナ』と
脳汁全開な選曲に血が滾ります。いいなー。

近隣の都市でも、毎週のように素敵演奏会がある本場ヨーロッパ。
滞在中に目一杯満喫してきます。
できたらウィーンにも足を伸ばしたいなあ。

2019年4月13日土曜日

食事情

住処に落ち着いて10日。
ここらで、こちらで食べているものとか雑貨について紹介します。

スーパーの青果売り場には日本で見るのと同じような野菜や、
同じに見えても売り方が微妙に違ったりする野菜が溢れてます。

ルッコラだけ125gパック、1.99ユーロ。
ベビーリーフや幼苗じゃなく、しっかり大人の葉なので
苦みや香りが強くて美味しいです。

旦那の好物、ちいさなチコリ(エンダイブ)。
4株入って1.99ユーロ。食べ放題です。
この2点プラスドレッシングで、2人前のサラダ4食分になります。

牛乳。乳脂肪分(fett)3.9%。濃いです。
カルボナーラの作り方には「fett何パーセント以上のものを使うこと」と明記してありました。
一々細かいなと思ったんですが、日本では成分無調整、乳脂肪分3.0以上のものしか「牛乳」と呼んではいけないのに対し、こちらでは低脂肪乳とかも大雑把にMilchと呼んでいるからなのかもしれません。

ドイツの春の定番、ホワイトアスパラガスのオランデーズソース。
「旅するドイツ語」で見て気になってました。
青果売り場にどんっと積まれたホワイトアスパラガスの横に、各社のオランデーズソースが積まれていました。いちごの季節に練乳が一緒に売られているような感じです。

北海道産グリーンアスパラと同じように下だけ皮をむいて、茹で加減だけ調べようとしたら
・穂先だけ残してしっかり皮を剥く
・根元2センチは硬いので切り落とす
・皮も一緒に茹でて、茹で汁はおいしいのでスープやリゾットに

などなど、知らなかったことがいろいろと。
アスパラの季節は長いので、また何度でもチャレンジしてみます。

と言っても、本格的なリゾットなど作れるキッチンではないのですが。
お米を食べたいときはこういうのを利用しています。
左は器によそってそのまま温めるパエリア。
右は水100mlを加えて温めるリゾット。ここで茹で汁を使うと良さそうです。


初めて買ったボロネーゼソースの素は、別途挽肉を加えるものだったらしく、なしで作ったら当然味気なかったです。
そもそも生肉がなかなか売ってないんですよね。あっても冷凍でキロ単位だったり。
鮮魚も見ないかわりに、魚の缶詰が豊富です。
生鮮野菜は豊富ですが、瓶詰や缶詰の野菜、ピクルスの類も棚にずらりと並んでいます。

日本だって、冷蔵庫や冷蔵輸送網が普及する前は生鮮食品なんて贅沢品だった筈なんですが、今や当たり前に手に入っちゃってますね。

検証・ドイツ伝説その1「ビールが水より安い」
さすがに水道水とは比較になりませんが、ペットボトル入りのミネラルウォーター1.5ユーロに対し、こちらが正味0.99ユーロです。(+デポジットや税金)

こういうのになるとちょっと高めですが、種類が豊富で美味しいです。
コンプしたいなバルト海シリーズ(ラベルがまたかっこいいんですが、瓶に糊付けされていてきれいに剥がせないのが難です)

チョコレートもいろいろ。着いた頃はちょうどイースターでした。

お気に入りの炭酸。10%Saft(果汁)。

続いて雑貨など。
洗剤だと思って買ったら漂白剤だったのでとりあえずシャンプーで洗った事件の際、
他の人が使っている洗剤をちらりと見たら
どぎついピンク色の液体洗剤でした。

ピンクはやだなあと思いながらお店で選んだのははっきり青緑色
ちゃんと洗えてます。しかし柔軟仕上げ剤を入れるタイミングがまだわかりません。

ポケットティッシュです。紙質がちょっと厚くて固いなと思っていたら、
実は薄紙の4枚重ねでした。ばらせばふわふわです。
子供の頃、鼻炎持ちの父(ちょっと遺伝してるかも)に「ティッシュ2枚取ってくれ」
と言われて「これで2枚だよ」と屁理屈をこねながら1組だけ渡していたりしたものですが
この場合はわざわざ2枚にほぐしたりは、いくらなんでもしませんね。

裏庭にバードフィーダーが備え付けてあります。
野生動物への餌付けなんて、動物本来の生活スタイルへの悪影響とか、病原菌などの問題はないんですか……という理性の声は

スーパーでこんなものがどどんと売られているのを見て沈黙しました。

反対側の水飲み場でひゃっはー。
まだ撮れてない小鳥多数、昨夕はうさぎも跳ねていきました。


先ほど足してきましたが、ひまわりの種が人気のようです。
まだ寒いですからね。油脂分油脂分。

明日はまた探検してきます。