2014年12月13日土曜日

Apoptosis

ツイッターでも騒いでいますが
12/6に東京経済大学グリークラブさんの演奏会を聴きにいって
男声合唱組曲「Enfance finie」の魅力に改めてどっぷり浸かっております。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLJ9yw1NzHCK2XkmKl-rdg0kcwnA1X_Baa

はまるあまりに、詩人三好達治の詩集を買って読み込んだり
さらに今日は新宿紀伊国屋書店にまで足を伸ばしてみましたら
「続・宗左近詩集」を発見しました。
荻久保和明氏の合唱曲「縄文」シリーズの作詩者です。

いろいろ読みつつ美味しいワイン二杯開けました。
デザートはこれです。薔薇の香り。

そして酔った勢いで自分も何か書きたくなってきました。
例によって電車の中で考えてさくっと投稿。

まずは前振り。

誰がそれを罰してくれたらう

――吉原幸子「喪失」

生まれないのに死んでしまつた
玻璃盤の胎児は
酒精のとばりの中に
昼もなほ昏々と眠る

――三好達治「玻璃盤の胎児」

この世にある存在 それらをあらしめている
根本の力 ぼくはそれを信じています

ただし その力が人間を裁くとは思えない
そのため神さまという言葉で呼ばないのです

――宗左近「罪と罰」

***

Apoptosis


補足。
アポトーシス(apoptosis)とはプログラムされた細胞の自死作用。
外傷や毒物などによる死はネクロシス(necrosis)と呼んで区別する。

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