2019年7月2日火曜日

灼熱のフィレンツェ

つかれたので写真だけ上げときます。
明日はヴェネツィアだー。

7月3日追記:
この日はウフィッツィ画廊のチケットと13時45分からの入場予約を取っておりました。
午前中にどこか1箇所は行けそうだよねということで、
ボーボリ庭園とベルヴェデーレ要塞からの眺めを堪能しに行きました。

灼熱のフィレンツェ、午前中から35度オーバー。
バスの乗り方を調べ、屋根のない停留所で10分待ち、
狭いバスに揺られて20分、着いてチケット行列40分待ち、
買ったはいいけど入り口がわからない。迫る時間。照りつける太陽。

2度と来るかフィレンツェー! と叫びながら要塞まで登って降りてきました。


蛇の杖がここにも。左の門柱には右向きの蛇が彫られていました。



カメが支えるオベリスク。

時計を気にしながらウフィッツィへと向かいます。
ポンテ・ヴェッキオを通りました。

下流、サント・トリニタ橋。

上流、グラツィア橋。ボートが頑張ってます。

橋の上は宝飾店が目白押しです。

余裕を持ってウフィッツィに着きましたが、予約チケットを受け取れるのは
入場10分前からとのこと。
手近なお店で軽くお昼ご飯です。

旅の空も十一日目、めったにできない口内炎に悩まされ
固いパンやピザの耳を口に入れただけで痛い状態でしたが

ここで食べたトスカーナ風サラダでだいぶ回復しました。
ありがとう新鮮な野菜!
オリーヴオイルで焼いた甘くてジューシーな茄子にパプリカ!

さて世界に名だたるウフィッツィ画廊。
ラファエッロ「ひわの聖母」、ティツィアーノ「ウルビーノのヴィーナス」他
著名な絵画の数々を見てきました。

彫像では「ラオコーン」の複製もありました。
写真で何度も見てましたし、ウルビーノの博物館でも別の複製を見てきたばかりでした。
そこは他に誰もいない涼しく静かな貸切状態。

本物と複製の鑑定なんかできない一般人にとって、
混みあう中で本物を一瞬見て疲れるよりも
出来のいい複製をゆったりと眺める方が実になるのではないかなー
などとその時は感じました。

でもウルビーノの「ラオコーン」で私が感じ入った、
ラオコーンの右側の息子の表情や手つきは
ウフィッツィの複製とは素人目にも違っていました。

7月3日夜8時半現在酔っ払っていて考えがまとまりませんが
ローマの本物の「ラオコーン」も見てみたいものです。

どうしても見たい作品をおさえてウフィッツィ離脱、午後3時。
ここで上様と別行動をとり、メディチ家礼拝堂に向かいました。
(上様はシニョリーア広場で彫像撮影)

現在修復中だそうですが、豪華絢爛を見飽きた目にしみわたるこの渋い色合い。

天井画。

この壁龕にも、上の写真のように彫像があるのでしょう。

そして大本命、新聖具室。

ウルビーノ公ロレンツォ(モンテフェルトロ家の直系ではなく、メディチ家の人物)
の墓に捧げられたミケランジェロの女性像「曙(Dawn)」、男性像「黄昏(Dusk)」。

ファイナルファンタジー11をやった人なら、
暁の女神アルタナと黄昏の男神プロマシアに変換されるとこですよね。
「神々の間」はここにありました。

こちらはヌムール公ジュリアーノの墓と女性像「夜」、男性像「昼」。

上様にこれらの写真を見せたところ、自分も見たくなったようで
ヴェネツィアに移動する翌日、ホテルをチェックアウトして列車の時間まで
1時間でダッシュして見に行ってました(私はカフェでまったり)
満足したようでよかったよかった。

続いてヴェネツィア編ですよー!

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