2019年7月26日金曜日

海と空の港

あれから19日が過ぎました。
ヴェネツィアの夢に酔っていたのは7日間で、
その後は日本の参院選(7月21日)の情勢に悶々鬱々としておりました。
さあ気分一新しますよ!

7月7日、ヴェネツィアの、ひいては二週間にわたったイタリア旅行の最終日。
ずっと工事中だったホテルの中庭がやっと開いてました。

ここで朝食も摂れるはずだったんですが、ぎりぎりまで朝寝していったら
とうに満席でした。残念。

 代わりにではないですが
「大運河に面したカフェかリストランテで最後の滞在時間を過ごしたい」
と主張しました。

甘さと苦さがほどよいカンパリオレンジ。


船旅気分ですね。この後実際にぷち船旅です。

グーリエ橋の船着場から、空港行きの水上バスに乗船します。

おなじみGoogleマップ航空写真の切り貼り感……。
上中央がマルコ・ポーロ空港。
右下のリド島にも小さい空港があるそうです。

滞在中晴天続きだった空に雲が出てきました。
(空港で激しいにわか雨に降られました)

行きに乗った列車はこんな感じです。


あっという間に遠ざかる都。

葦が茂り、風がそよぎ、海鳥が佇む。
これがヴェネツィア誕生以前の潟の風景だったんでしょうか。

そこにいきなり航空機。

マルコ・ポーロ空港の港に着きました。
 ここから先は空の旅になります。
ああ、できるならヴェネツィア入りもここからこうして船で来てみたかったなあ。

海上の空港は珍しくないかもしれません。
そこから本土まで、橋ばかりではなく船で行き来できるところもあるかもしれません。
でもここまで海の旅と空の旅が密着していて、
目指す先も本土ではなく海上の都なんて他にありますか。

しかも空港の名前(愛称)も旅人マルコ・ポーロだなんて。
最後まで酔わせてくれる旅でした。

……で、終わればきれいなんですが。
この後フランクフルト(イタリア語ではフランコフォルテ)行きの便が遅れる遅れる。
隣の駐機場の、パリ(イタリア語ではパリージ)行きも競うように遅れる遅れる。
待ってるうちに貧血起こして、きわどいところで倒れるのを回避したり。
(お星様見えました)
遅れたものの、なんとかフランクフルトに着きました。
最初から後泊する予定で良かった良かった。

次は8月にロンドンの予定です。

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