2015年8月30日日曜日

SF大会「米魂」1日目感想

現在、米子空港の有料ラウンジです(充電し放題ですがWiFiはありません)。
暇なので記憶が新鮮なうちに感想書いておきます。

29日10:50に米子空港到着。
降り立つ人々を観察しながら、あああの人は間違いなく米魂行きだなあなどと想像しつつ
バスが予約したホテルまで行ってくれるので
先にホテルに大荷物を預け、12時過ぎに会場に着きました。
今回は迷子になってません。
入り口がわからなくてうろうろしたりしてません。

12:30からファンタジー茶話。
プロのファンタジー作家様の、物々しい設定資料にちょっと怯みました。
キャラの容貌ばかりでなく、度量衡、政治システム、神話や宗教やら。
説得力のある異世界を一から作るならこれくらいの設定はいるのかなあと、
寝不足と栄養不足で弱った頭は不覚にも動揺してしまいました。

拙作『魔鏡物語』の舞台は割とありふれたファンタジー世界です。
ドラゴンランスやロードスや、それらの基盤になった
ファンタジー系ゲームの世界に馴染みのある方なら
ほとんど説明はいらないと思います。

ゲーム系ファンタジー=擬似中世ヨーロッパなのかという話はよく聞きますが
必ずしもそうである必要はないんじゃないでしょうか。
民家の窓にガラスがはまっていたって、
植物繊維の紙が普及していたって、違和感ないですよね。
動植物も、馬、啄木鳥、羊、鱒、綿花、麻などは普通に登場させました。
ただコーヒーだけは駄目だろうと思って
「南方産の木の実を炒って煎じたもの」としましたが。

住人のほとんどは我々とそう変わらない人間。
主な移動手段は徒歩か馬車、海上なら帆船。
街道を歩けば村や町があり、お店やお手頃価格で泊まれる宿がある。
遭遇する敵はゴブリンとかオークのような小型ヒューマノイドから、
グリフィンやドラゴン、と言えばもう、
私が想定する読者の皆様にはありありと目に浮かぶはずです。
なので描写や説明に行数は割いてません。
武具や小道具、ダンジョンの罠についても同様です。

(唯一、魔法だけは例外です。魔法大好きで、
どんな魔法が存在しどのように作用するのか、喜んで作りました)

で、茶話の資料をみて竦んだ上
「読者にとって名前を覚えることはストレス」
モブにまで名前を付けてはいけない、メインキャラは5人にとどめるべし、
という教えに不安を感じちゃった訳です。
(魔鏡の登場人物、80人超えます。完結後、生きてる人も死んだ人も全部
異次元のパーティ会場に集めて作者をタコ殴りにさせる番外編まで書きました)

でも冷静になってみれば、別に自分はプロを目指しているわけではないし
自分が想定する読者様にわかればそれで良いのでした。
ただ、読者様の中にも、話の展開が早すぎ、とか
食事のシーンでどんなものを食べてるのか描写してほしい、とか
いろいろご要望はあったので、
描写や設定をどの程度本編に盛り込むか、はいつも迷うところです。

ちなみに本編に出て来ないキャラクターの背景や出身地などは
文章に起こしてなくても、脳内には勝手に生じてます。
ていうかキャラが立ち上がるが早いか、「私こういう人!趣味は何!」って
自分で勝手に主張してきます。

長くなりましたが、この次はピアニート公爵のトークコンサートでした。
ツイッターで
https://twitter.com/Lewis31513058/status/637513845813047296


と紹介しましたが、これは、開幕一曲目が「ツァラトゥストラかく語りき」だったことに引っ掛けております。
素敵でした。
公爵の生き別れのお兄様のコンサートにもぜひ行きたいです。

交流会では司会のアナウンサー様や茶話の先生にやや絡み気味でした;
寝不足のくせに、ほとんど食べてないところに日本酒とか駄目でしょう自分!
お二方、ご容赦くださいませm(__)m

鳥取の地酒に酔いながら夜の分科会を覗きに行ったら、目当ての企画はお流れで
隣のディベート企画に参加してきました。

「(人類のために)宇宙開発はすべきか否か」

いろんなお話が聞けて面白かったのですが
やはりディベートは素面が望ましいですね(汗)

来年は、宇宙エレベーターの話に絞るということで
予習した上で必ず参加すると誓ってきました。

さて、そろそろ羽田行き手荷物検査が始まったようです。
今はここまで〜。

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