2019年4月12日金曜日

Rathaus

4月10日、Mittwoch(水曜日)。
書類手続きのため、日本領事館があるデュッセルドルフに向かいます。
指定席を手配して、特急(ICE)を待ちます。

日本のように、乗降口を示す標識ぴったりで止まったりはしませんので
適当なところから乗って座席を探しました。
しかし途中に動力車があって通れない。乗るところを間違えたようです。
デッキで立ち尽くしていたら、車掌さんが空席に案内してくれました。
そこで相席になった方と旦那の間に偶然の出会いがあったりしました、
のはいいんですが。

途中停車駅で、一旦ホームに降りて座席のある車両を目指しましたが
ホイッスルが鳴ったかと思うとさっくり発車。
取り残されました。

えっ……。

呆然とする旦那。
次に来た各駅停車でのんびり写真を撮る私。



まあ結局20分遅れでデュッセルドルフに着きました。
「無印良品」など、日系企業やお店が多い街です。

駅から出てすぐ。

ケーニヒス通りの堀。ライン川までは行きませんでした。
「 最高気温12度?暖かいね〜」とか言ってコートを着ないで出たら
とてもとても寒かったからです…。


こうした建物は小樽や札幌でも珍しくないですが、
現役を引退して博物館やショップとして余生を送っているのがほとんどです。
それらより遥かに古い建物がいまだに現役。何故だ。造りが違うのか。

お待ちかね無印良品。フリーズドライいちごチョコ!
そして箸に菜箸。わーい。

家具付き、食器付きの住処ですが、さすがにお箸はついてません。
なくなって初めてわかるお箸の万能性。
サラダを盛るにも食べるにも、パスタを一本だけすくって茹で加減をみるのにも、
トングじゃうまくいかないのですお箸じゃないと。

4月12日、Freitäg(金曜日)
領事館でもらった書類を持って市役所で滞在手続きです。
まだドイツ語での手続きに自信がない旦那、英語で手伝ってくれる人を頼んだのですが
約束が役場の開く朝7時半。
5時半起きで支度しました。サマータイム発動中なので実質4時半です。暗いです。
冬場は7時とかでもこの暗さなんだろうなあ。
実家(北海道江別市、北緯43度)で6時半起き生活をしてたときも冬場は暗かったですが
こちらは51度ですから。

着いた頃には(7時)日が昇ってました。


1562年作のレリーフ。アダムとイヴ。

自分は目に見える歴史の浅い土地、北海道で生まれ育ったので
こうした古い建築には憧れます。
リアルファンタジーの舞台ですね。
日本の内地が、「まんが日本昔話」の舞台に見えるのと同じように。
(2016年9月8日「羽州街道」)

今日はちゃんと暖かく着込んで行ったんですが、それでも冷えると思ったら
雪がちらついてきました。
部屋でぬくぬくするとします。

2019年4月9日火曜日

極度乾燥(しなさい)

4月8日月曜日。電車に乗って市街地でいろいろお買い物です。
まずは、住処の証明書がもらえたので、こちらで使う携帯電話。
プリペイドカードで使い切りにします。
機種はdualSIMが使えて在庫があってなるべく安いもの、ということでSAMSUNG A7になりました。
iPhoneでSIMカード2枚刺せるのは倍以上するのです…どうせ一時の付き合いさ。

googleアカウント紐付けに手間取りましたがなんとか使えそうです。

ついつい眺めるゲーム売り場。
えらく古そうなパッケージです。「REALM (R)〜」と読めるのでたぶん新生のはず。

XBOX版スカイリム。あと、PS4版ACE COMBAT7がありました。

お昼は魚料理グリル。旦那はほうれん草添え。
私はキノコソース。よくわからないままに大量のじゃがいもが盛られていましたが完食しました。サワークリームのおかげです。

それから、近所のスーパーでは買えない物資を求めてショッピングモールへ。

「極度乾燥(しなさい)」という謎の名前のお洋服屋さん。
いったいどういう意図が…?

リサイクルマーク付きのペットボトルをこちらに投入すると、デポジット金が印字されたレシートが出てきます。これをお店のレジに持っていくと現金引き換えor会計からその額が引かれます。さすがエコ先進国。

近所のスーパーでよく買うスープの素ですが、クノールとはいえカップスープではありません。1袋が2〜3人前で、鍋で数分煮ないと食べられないのです。パスタソースなども同様で、一人前ずつのレトルトは全く見ません。
鍋が2個しかない暮らしにはきついんですが、出るゴミの量は格段に少ないです。

街中でつい買っちゃったキッコーマンわかめスープ。
お湯を注ぐだけの楽さと、廃棄物として出る3つの紙袋。



洗濯機、乾燥機の使い方以前に、洗濯洗剤と間違えて漂白剤を買って、とりあえずシャンプーで洗っているなど。
ドイツの洗濯は、タオルやリネン類は熱湯でごりごり洗うKochwäscheが基本らしいです。
これは昔の伝染病対策の名残では、とこちらに長くお住いの方がブログに書いておられました。

話が飛びますが、こちらに持ってこれる処方薬について調べていたとき。
向精神薬はどの国でも厳しく、処方箋があっても1ヶ月分しか持ち込めません。
(特に、愛用していたフルニトラゼパムは、もう日本以外の国ではほぼ使用禁止と聞いてはいたんですが、これを悪用した一家誘拐事件のドラマだかドキュメンタリーの宣伝をフランクフルトの駅で見たときはちょっと寒気がしました)
使用禁止の向精神薬のリストはどこもそう変わらないんですが、罰則がやたらと厳しいのは中国でした。最悪、所持していただけで死刑とか。
これは、アヘン戦争の恨みが尾を引いてるのかも知れませんね。

などと歴史に想いを馳せてみたり。

胸もとが赤い小鳥さんです。コマドリにしては大きい?

すっかり春です。動植物の名前もきちんと調べて載せたいです。
動物はなかなか写真撮らせてくれませんが!

2019年4月4日木曜日

そして最終目的地へ

4月2日、フランクフルトから最終目的地への旅路です。
 フランクフルト中央駅(Frankfurt Hbf)から、ICE(新幹線みたいな特急)で
まずはケルンに向かいます。
やっぱり改札はありません。でもさすがに特急指定席なのでチェックはありました。

途中の風景も、ブドウ畑あり牧場ありで良かったんですが、撮ろうとするとトンネルに入ったり、フェンスが現れたりで思うようにならず。

とかなんとか言ってる間にケルンです。天候曇り。
大聖堂!DOM! おおお!
駅の目の前です。いずれゆっくり再訪して登ってやるのです。

皇帝ヴィルヘルム1世の騎馬像。

第3セーブポイントのB&Bより。
雨がぱらついてきましたがまだ陽が高いので、
(サマータイムのせいもありますね)
荷物を置いて現場の下見をしてきました。

ここまで頑張ってきた上様の疲労がピークです。
一方こちらはほとんど寝られませんでした。食欲もありません。

4月3日、寝不足でぼんやりしたまま説明会へ。
内容はほぼ英語でしたが、何言ってるのかさっぱり聞き取れず。
上様が「この人旅疲れなんです」と説明してくれたので安心してぼーっとしてました。

説明はお昼に終わり、B&Bに預けた荷物を取ってきてもまだ
住処に入居できる3時には間があったのですが
しとしと雨の中、荷物を引きずって行ってみたら入れてもらえました。

事前に写真で見てはいたんですが、とても伝わらない驚きの広さ。

バスタブがあります! これで勝つる。

洗濯は基本自分なんですが、タオルとシーツは施設で洗濯したのを毎週取りに行きます。

裏庭。まだ春浅い上に悪天候で暗いですが、自然豊かな環境です。
森からアカネズミが挨拶にきました。

ここでゆっくりぐっすり休み、元気に目覚めた4月4日。
1人で周辺を探検してみます(上様は日本領事館にお出かけです)


洗濯機の使い方がわからない&そこのスタッフさんは英語が通じないというコンボ。
どんな洗剤を買えばいいのか聞きたかったんですが、今日はまあいいや。

地図通りにまっすぐ歩いて…

スーパーに着きました。

食品、雑貨全般、ペット用品までなんでもあるお店だったんですが
指定の分別ゴミ袋が見当たりません。
これも明日以降に回し、食品や急ぐ必需品を買って帰ります。

手前の植物を撮っていたら、ナッツを咥えたアカネズミがナッツを取り落として
藪に消えて行きました。ごめん。

よく見るとネズミ穴があちこちにあります。ナッツもいろいろ落ちてます。

なんとなく買ってみたイースターのうさぎチョコと
必須アイテムマージョラム。

お昼は日清のソース焼きそばでした。
夜はスパゲティミートソースと缶入り野菜スープです。

さあ、明日は何しますか。

2019年4月2日火曜日

フランクフルト、午前9時50分

2019年4月〜9月のドイツ滞在記、行きの移動編です。

3月31日、第一セーブポイント、成田のホテルで前泊しました。
日本フィルハーモニー御一行様と同宿でした。
もしかして飛行機も同じ?と思ったらあちらの最初の目的地はヘルシンキ。
こちらはフランクフルト行きです。



2019年4月1日というと、日本は新元号で盛り上がっていました。
発表は11時30分。こちら、11時25分に搭乗手続き完了し、
滑走路に向けてごろごろ移動中です。



もちろん各スタッフの方々は常日頃と同じく真剣に業務に携わっておられるわけですが
内心は気になってるんだろうなと思うとちょっと心配でした。

離陸してしまえば気分はもう日本とは無縁。
機内食は牛煮込みとペンネ、おやつにハーゲンダッツ(クリームチーズタルト)、油そばがちょっともたれました。

映画1本目は『英国王のスピーチ』
ここでもデレク・ジャコビ登場。
ジョージ6世が吃音がちだったというのは、マクニールのマギー・ホープシリーズ「エリザベス王女の家庭教師」で知ったばかりでした。
2本目に『ダンケルク』
劇場で観た作品です。ふと昔の上司が、ガタガタ揺れる夜の国際線機上で『タイタニック』を観たら臨場感がすごかった、と言っていたのを思い出しました。あまり揺れないけど『ダンケルク』もさぞ凄かろうと思ったら、字幕がなんだか観たこともない言語一択でした。後で調べたらインドネシア語。Ingrris, Prancis, Jermanって、頭文字だけ取ったらどこの国だか見当つきませんね。

バルト海を越えて、ぼちぼちドイツ上空。ここでテンション最高潮でした。

4月1日午後4時(日本時間午後11時)のフランクフルトに着陸。
入国手続き、税関。何か聞かれたらどうしよう。
大丈夫、英語でいいんだ。気休めに
Bitte warten Sie aus gelben Linie.
Please wait inside yellow line.
という表示をぶつぶつ音読する挙動不審者でしたが何事もなく入国。

そして税関。誰もいません。
誰 も い ま せ ん 。

このノートPCは私物です販売用じゃありませんとか
薬剤証明書出してもらった入眠剤とか

いろいろ準備してきたのに誰も見ちゃいないのです。
それでいいのかドイツ。

お祈り部屋がちゃんとあります。


さて、空港から電車に乗ってフランクフルト中央駅(Frankfurt Hbf.)に向かいます。
旦那が切符(Fahrkarten)を買います。階段を降りたらホームです。

改 札 が あ り ま せ ん 。

途中のチェックもなし。中央駅にも改札はありません。
それでいいのかドイツ。
こんなゆるい国だったのか…。

ここで一泊。駅の目の前という話だったんですが、駅のどの出口から出たらここに通じるのかがわからず手間取りました。第二セーブポイント着。
日本時間午前5時、こちらは午後9時。時計を合わせつつ10時間爆睡。

朝は米飯もあったんですが、糖分は飲み物でも摂れるのでまずは蛋白質です。

最終目的地への列車がお昼近いので、チェックアウトを延ばして部屋でのんびり。
旦那は二度寝してます。お疲れのようです。
途中セーブポイントはあと一箇所。慌てずに行ってきます。