2014年8月2日土曜日

GODZILLAってこんな話

 今日観てきました。その後飲んできました。そのまま電車の中でまとめた話。

 昔々、地表に放射線が満ち満ちていた頃、放射線を食べる生き物が棲息していました。ある場所で二匹の雄雌の幼体が成長します。

雄「羽化したら、僕とつがいになってくれる?」
雌「うん!」
雄「じゃあここで一緒に蛹になろうね」

 しかし運悪く二体の蛹は生き埋めになってしまいました。その間に放射線は激減、地表には大きい生き物や小さい生き物がいろいろ現れます。

 1999年のちょっと前。
雄「羽化した。雌はまだかな〜。お腹すいた。ご飯どこ?」
 雄はご飯(放射線)を求めて北へ旅します。

1999年。雌が蛹のままどこかに拉致される一方、雄は日本の原発へ。
雄「やっとご飯見つけた…あれ?」
 雄、気絶させられて地下に監禁されます。

 ちょっと後、ネバダ州の廃棄物置き場。
雌「ここどこ?雄、どこ行ったのー?とりあえずご飯食べて栄養つけよう」
 雌、周囲の廃棄物を食べつつ懸命に雄を呼びます。

 2014年。
雄「なんかどつかれて目が覚めた…」
雌「雄ー!雄どこー!」
雄「雌、そんな遠い海の向こうに!ていうかさっきから君の声、天敵に聞かれてる!」
雌「ええっどっどうしよう!」
雄「僕が飛んでそっち行くから!準備して待ってて!」
雌「こっちも沿岸に向かっておくね!」

 雄、ハワイで天敵ゴジラさんと遭遇しつつも、なんとかカリフォルニアに辿り着きます。
雄「やっと会えたね!」
雌「来た、雄来た!これで勝つる!」
雄「はいこれ、僕らの卵の為にごちそう拾って来たよ^^(メガトン級核ミサイルを口移しで与える)」
雌「ありがと^^(はあと)」
ゴジラさん「リア充爆発しろ」
雌「天敵来た!」
雄「ここは僕が引きつけるから、早く卵を!」

 ごちそうの周りに卵を産み終えた雌も参戦し、愛の力でゴジラさんを圧倒します。だがしかし。

雄「あ、巣に火の手が!」
雌「卵が!」

 時既に遅し。哀れ卵達は小さい生き物の手で焼かれてしまいました。

雌「たまごーーーーー!!!」

(ここの雌の絶叫、もっと悲痛に表現しても良かったと思うんですよ)

 そしてそこには腰を抜かした小さい生き物の姿が。

雌「お〜ま〜え〜の〜し〜わ〜ざ〜か〜」

 そこに襲いかかるゴジラさん。必殺ゴジラブレスで雌を圧倒。その間にごちそうを抱えて必死で逃げる小さい生き物。雄、助けに入るも、ゴジラさんの尻尾でやられてしまいます。

雄「ごめん…雌…卵達…」
雌「雄ー!小さい奴、貴様だけは逃がさん!」

 雌、必死で小さい生き物を追って行きますが、再びゴジラビームで焼かれてしまいます。

 見事リア充どもを滅ぼしたゴジラさん。小さい生き物の建物や乗り物を壊さないように海底に帰って行きます。そんなことをしたら自分が痛い目にあうのを知っているのです。

芹沢博士「人間が傲慢なのは、自然は人間の支配下にあり、
その逆ではないと考えている点だ」

 おしまい。

読み手人格R(reader):結局何が書きたかったんですか?
書き手人格W(writer):ゴジラさんの「リア充爆発しろ」。
 いや、卵焼かれた雌が可哀想だったんです、本当です。
R:信じておきます。じゃあ真面目な文章に戻ってください。
W:はい。GODZILLA公開終わったら削除します。


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