順序が逆になってますが、1日目のことは
http://katyofugetsu.blogspot.jp/2015/08/sf1.html
にだらだら書いております。
交流タイムに登場したご当地ゆるキャラ。
しかし鳥取県最高のキャラは県知事だと思います。
さて2日目朝は「電子音楽とSF」という部屋に行ってきました。
レトロSF映画で使われた音楽や効果音に、世界初の電子楽器
「テルミン」が結構使われているということでした。
「のだめカンタービレ」で、謎少女ヤドヴィカが使っていたあれです。
そういえば「大人の科学」で買ってあったんでした。
今しがた取り出してきたんですが、カバーとキットだけで本誌が見つからず。
何せ発売当初、引っ越し前に買って放置でしたから、たぶん出てこないでしょう…
きっとどこかで組み立て方わかるはず!
会場では、レトロSF映画でテルミンが使われたシーンの紹介が続きます。
BGMはいいとして、「宇宙の音」とか「光線の音」など、イマジネーションをくすぐって爆笑させるさまざまな音を楽しみました。
お昼前から午後にかけて、本命の「SF創作講座」です。
昨年初めて聴講した時は「来年は自分も参加しよう!」と思ったんですが
昨年度以前の作品などをいろいろ読んで見送り、さらに今年度の作品や
前日の「ファンタジー茶話」でもやもやと感じていたことがはっきりしました。
以下再び乱筆乱文。
創作講座の参加者様方は、全員ではないけれどプロ志向の方が多いようです。
もちろんそうでなくても参加可能ですし、参加にあたってその旨を記載する項目もあります。
今回の参加で、自分のスタンスは「プロを目指してはいない」から
「プロには絶対なりたくない」に変わりました。
じゃあ何のために書いているのかというと、もちろん自分が楽しいから、という部分が大きいです。
それを読んでみたいという人がいれば大喜びでお見せします。
そのために、最低限、間違った言葉の使い方や見苦しい文章は直したいです。
伸び放題の樹木を剪定し、風や光の通りを良くするように。
でも、何年もかけて樹木を育てたことがある人は知っているように
(なんて人はそうそういないだろうと思いますが)
木が本当に伸ばしたい枝は、切っても切っても翌年生えてきます。
それを縄や針金で矯正したり、より多くの実が成るように
健康な枝を切り落としたり、流行の品種の枝を接ぎ木したり、
そういう書き方は自分にはまず無理です。
講座が終わってから、講師の先生と少々立ち話をさせてもらったのですが
プロ志向でない人にはちゃんとそういうスタンスで批評してくださるとのこと。
しかし参加者の多くが、教室の空気がプロ志向である以上(私はそのように感じました)
そこに毛色の違うのが入っていくのは先生方もやりにくいだろうな、とも思います。
あれから13日、あらためて自分の書きたいもの、想定する読者というものを考え直しました。
結局は「自分の書いたものを読みたいと言ってくれる人」というトートロジー。
この世に1万人に一人、もしくは1億人に一人、もしくは同じ時代には会えないかも知れない、私と似たような魂を持つ人の目に触れて、ああ自分は一人じゃないんだ、と思ってくれたらいい。
もし間に合って、私にそのことを伝えてくれたりしたら、夢みたいだなあと。
その欠片のようなものは、既にいくつか手にしてはいるのですけれど。
何か形に残せるようなものができるだろうか。
この先何年くらい生きるのか、そのうちどれくらいを書くことに使うのか、
考えるべきはまずそこなのかもしれません。
まとまらないままに閉会式。
星雲賞に暗黒星雲賞。
星雲賞漫画部門、「もやしもん」はSFだそうです。おめでとうございます。
(実は途中までしか読んでません)
暗黒星雲賞ときたらこのマントの御仁。
勢いで来年の「いせしまこん」の申し込みもしてきました。
この二日間で、食事らしい食事は2回しかしていないことは内緒ですよ!
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