2019年4月〜9月のドイツ滞在記、行きの移動編です。
3月31日、第一セーブポイント、成田のホテルで前泊しました。
日本フィルハーモニー御一行様と同宿でした。
もしかして飛行機も同じ?と思ったらあちらの最初の目的地はヘルシンキ。
こちらはフランクフルト行きです。
2019年4月1日というと、日本は新元号で盛り上がっていました。
発表は11時30分。こちら、11時25分に搭乗手続き完了し、
滑走路に向けてごろごろ移動中です。
もちろん各スタッフの方々は常日頃と同じく真剣に業務に携わっておられるわけですが
内心は気になってるんだろうなと思うとちょっと心配でした。
離陸してしまえば気分はもう日本とは無縁。
機内食は牛煮込みとペンネ、おやつにハーゲンダッツ(クリームチーズタルト)、油そばがちょっともたれました。
映画1本目は『英国王のスピーチ』
ここでもデレク・ジャコビ登場。
ジョージ6世が吃音がちだったというのは、マクニールのマギー・ホープシリーズ「エリザベス王女の家庭教師」で知ったばかりでした。
2本目に『ダンケルク』
劇場で観た作品です。ふと昔の上司が、ガタガタ揺れる夜の国際線機上で『タイタニック』を観たら臨場感がすごかった、と言っていたのを思い出しました。あまり揺れないけど『ダンケルク』もさぞ凄かろうと思ったら、字幕がなんだか観たこともない言語一択でした。後で調べたらインドネシア語。Ingrris, Prancis, Jermanって、頭文字だけ取ったらどこの国だか見当つきませんね。
バルト海を越えて、ぼちぼちドイツ上空。ここでテンション最高潮でした。
4月1日午後4時(日本時間午後11時)のフランクフルトに着陸。
入国手続き、税関。何か聞かれたらどうしよう。
大丈夫、英語でいいんだ。気休めに
Bitte warten Sie aus gelben Linie.
Please wait inside yellow line.
という表示をぶつぶつ音読する挙動不審者でしたが何事もなく入国。
そして税関。誰もいません。
誰 も い ま せ ん 。
このノートPCは私物です販売用じゃありませんとか
薬剤証明書出してもらった入眠剤とか
いろいろ準備してきたのに誰も見ちゃいないのです。
それでいいのかドイツ。
お祈り部屋がちゃんとあります。
さて、空港から電車に乗ってフランクフルト中央駅(Frankfurt Hbf.)に向かいます。
旦那が切符(Fahrkarten)を買います。階段を降りたらホームです。
改 札 が あ り ま せ ん 。
途中のチェックもなし。中央駅にも改札はありません。
それでいいのかドイツ。
こんなゆるい国だったのか…。
ここで一泊。駅の目の前という話だったんですが、駅のどの出口から出たらここに通じるのかがわからず手間取りました。第二セーブポイント着。
日本時間午前5時、こちらは午後9時。時計を合わせつつ10時間爆睡。
朝は米飯もあったんですが、糖分は飲み物でも摂れるのでまずは蛋白質です。
最終目的地への列車がお昼近いので、チェックアウトを延ばして部屋でのんびり。
旦那は二度寝してます。お疲れのようです。
途中セーブポイントはあと一箇所。慌てずに行ってきます。
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