今日は新宿に通院する日です。
一人で都心に出る月に一度の機会なので、ついでに行くべき場所や探したいものを整理し、電車の中で読む、夢中になりすぎて乗り過ごさないような類の本を用意して出発です。
まず病院。
いつも入眠剤を処方してもらっているのですが、ここ数日眠りが長続きしないことを訴え、頓服を増やしてもらいました。原因に心当たりは…あります。佳境に入った『アバタール・チューナー』の名台詞や名シーンが頭から離れないんですー。
もちろんそんなことは先生には言いません。
続いてヨドバシカメラのガチャ館へ。
先週末にデビューした「うさぎ洋菓子本舗2」を発見しました。
8回で5種類。満足。
しかしこれ、本当に200円で利益出るんでしょうか?製作の人ちゃんと稼げてるのか、心配になる出来栄えです。
前作「うさぎ洋菓子本舗」と一緒に。
気分良く、今度は逆方向、伊勢丹メンズ館へ。
旦那のジャケットを買った時に店頭で見たストール(紳士物)が気になっていたのです。これ良いなあ、でも贅沢かなあ、どうしよう…よし、15日の病院まで欲しい気持ちが持続してたら買おう!
はいこれです。イタリア製、定価15000円なり。
伊勢丹地下を通ったついでに、年末に義妹と行った紅茶屋さんで、おいしかった青い花のお茶を購入。
淹れるとこんな色です。チョコレートの香りがします。
行き帰りの電車ではローレンツ『攻撃−悪の自然史』を5章まで。
かの『ソロモンの指輪』よりも突っ込んだ動物行動学の本です。動物はなぜ争わずにはいられないのか。動物である人間はそれをどう理解したらいいのか。
学生の頃に図書館で借りて読んだきりで、ゆっくり再読したかったのです。
ああ今日はいい買い物したなあ、晩ごはんのおかずは何にしようかなあ。と考えつつ乗り換え駅に降り立ちましたら、「国境なき医師団」の街頭宣伝に出会いました。
名前や活動はニュースでちらほら目にしたことがあります。なんとなく目を離せないながらも通り過ぎようとしましたら声をかけられました。飢餓地域の子供達への食糧支援を行なっているとのことでした。
子供の頃からの疑問が口を衝いて出ました。
地球の裏側での飢餓、貧困問題はずっと耳にしています。支援活動も続いているし寄付をしたこともあります。なのに飢餓は無くならないし難民もいなくならない。これは今日明日の食糧を支援して解決する問題ではないのではないだろうか。彼らが本当の意味で救われる、自立して稼げるようになる見込みはあるのか、と。
今日食糧を与えても明日にはまた飢えさせることになるのかも知れないのなら、いったん希望を与えてから絶望させることが善行と言えるのか、私にはわからないでいました。
そこで声をかけてくれた人にそんなことを訴えても仕方がないのでは、とどこかで思いつつも、相手の目を見て話をしました。するとあちらは怒りもせずに、「国境なき医師団」のウェブサイトを見てみてほしいと仰いました。
国境なき医師団
国連WFP(World Food Programme)
見てきました。
現在、世界の栄養不良人口は約7億9500万人であること。
それは過去10年間で1億6700万人、1990~92年以降では2億1600万人減少していること。(以上、WFPサイトより)
飢餓をなくすこと、貧しい人々の経済的自立は可能であると考えられることを知りました。
明日、寄付してきます。できればカードではなく、今日と同じ場所で直接。
顔を合わせて、目を見て話をしなければきっとこんな気持ちにはならなかったと思うので。
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