宮殿のような自然博物館。
ヨーロッパの博物館には珍しくありませんが。
中央ホール。混んでました。
正面階段の上に鎮座ましますのが
ちょっと離れたところにウォーレスの肖像画も。
ミネラルゾーンの虹色鉱石。きっとレアものですね。
隕石由来の鉱物のコーナーがあったので、モルダバイトを探してみましたが
残念、ありませんでした。
小鳥ゾーンの、剥製と巣の展示。
絵本画家の巣好き…じゃなくて鈴木まもる氏が喜んでスケッチしそうです。
夏休みということもあってか、恐竜や昆虫ゾーンは子供が多く激混みでした。
隣の科学博物館はパスして(旦那がさくっと回ってました)休憩。
向かいのヴィクトリア・アルバート博物館へ。
中庭からの眺め。ここからまずはカフェに向かいました。
じゃーん。
温かい料理・サンドイッチ・ケーキ類など、好きに選んで会計して
あとはごゆっくり、という肩のこらないシステムでした。満足。
のんびり館内を回ります。
どこかの神殿をまるごと持って来たのか?!
と思うほどの豪快な展示が、よく説明を見たら全て複製だったりとか。
下の腐乱死体が凝ってるなあ、と思って撮ってみました。
ねずみはこれを食べるのか…。
撮りませんでしたが、黒檀の仕掛け机が凝っていました。
隣のモニターで映像を流していましたが、
一見すると小さな机の蓋や隠し引き出しを開いていくと
鏡付きのステージや人形が現れる、という職人芸の塊のような代物。
特別な日には実際に開けて見せてくれたりするんでしょうか。
ぶらぶらと商業エリアに歩いて向かいますと
やっぱりあった極度乾燥。
そして近くで最も大きい本屋さん、WATERSTONESを上から下まで見て歩きました。
自然科学系は期待はずれでしたが(ドーキンスが一冊もないとは)
歴史ものはさすがというか、棚ひとつチャーチル関連でした。
小説のフロアでは、大好きなファンタジー、SF、ミステリーの原書や
未訳のシリーズものをいろいろ見つけて散財しそうになったんですが
意志の力でぐっとこらえて、これだけ買って来ました。
パトリシア・A・マキリップ『イルスの竪琴』三部作の合本版です。
邦訳がハヤカワ文庫で出た頃に買って大はまりし、何度も読み返し
数年前に出た創元推理文庫版も揃えたついでに再読して全く色褪せない
ファンタジーの名作。
今ちょっとずつ読み進めていますが、異世界ファンタジーならではの
物々しい人名や謎めいた用語の香りにむせ返るようです。
主な登場人物と地名の覚え書きなど。
モルゴン Morgon
エリアード Eliard
トリスタン Tristan
レーデルル Raederle
デス Deth(Deathではないのです!)
マソム Mathom
ルード Rood
デュアク Duac
アストリン Astrin
ヒュールー Heureu
エリエル Eriel
ライラルスウィン Lyraluthuin
エルリアローダン Elrhiarhodan
ダイルルーウィス Dhairrhuwyth
ダナン・アイシグ Danan Isig
ハール Har
アロイル Aloil
イフ Iff
マディル Madir
ナン Nun
ギステスルウクルオーム Ghisteslwclhlohm
ティリューンデス Tyrunedeth
イルス Yrth
地名
ヘド Hed
ケイスナルド Caithnard
イムリス Ymris
カールウェディン Caerweddin
ヘルン Herun
ランゴルド Lungold
オスターランド Osterland
エーレンスター山 Erlenstar Mountain
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