2019年7月3日水曜日

海を走る路

今日はフィレンツェを発ってヴェネツィア行きです。
イタリア鉄道の高速鉄道路線図はこんな感じです(車内誌より)
フィレンツェからボローニャ、パドヴァを経由します。

フィレンツェ-ボローニャ間は3日前に通った道ですが
ほぼほぼトンネルの連続でWifiも繋がらず退屈です。
子供の頃はトンネルも楽しかったものですけれどね。
室蘭の郊外に、ひたすらトンネルが続く道があって、
家族で「トンネル峠」と呼んでました。

脱線しましたね。列車は脱線せずに順調に走ってます。
このあたりはフェラーラ郊外です。


 フェラーラの領主というとエステ家。
ここからマントヴァに嫁いだのがイザベッラ・デステで、
夫のフランチェスコ・ゴンザーガの妹
エリザベッタ・ゴンザーガ(ウフィッツィで肖像画を見ました)が
ウルビーノ公グイドバルドに嫁いでます。
ウルビーノがチェーザレ・ボルジアに奪われて、領主夫妻がマントヴァに逃れていた時
イザベッラはチェーザレにお願いして目をつけていたウルビーノの美術品を
貰い受けていたというからひどい。
そのチェーザレの妹が、3回目の、最後の結婚で
イザベッラの弟アルフォンソ・デステに嫁いでるんでした。

はい脱線しましたね。こちらはたぶんパドヴァ周辺の農地です。

何か特徴のある地形はないかと思っている間に、ヴェネツィア前の対岸
メストレにつきました。ついてしまいました。

もう海です。

船もいますどう見ても海です。

海なんですが、
街があります。

来てしまった。

落ち着いて、まずはホテルに荷物を置いて休憩します。

天井にヴェネツィアングラスのシャンデリア。

小樽のヴェネツィア美術館にこういうのたくさんありましたね。
あれ、私小樽に来ちゃった?

ちょっと頭おかしくなりながら、初日は水上バスに乗って大運河を巡りました。


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