2019年8月25日日曜日

倫敦土産

ドイツに帰って来て一夜。
5ヶ月目にして、ドイツ語の表示を目にして「帰って来た」という感覚が芽生えました。
かさかさのお肌で、無駄に豪華なホテルの朝食に出向き
朝からスパークリングワインなど味わいました。

荷物がいつ戻ってくるかわからない(戻ってくるかどうかもさだかでない)ので
デュッセルドルフの無印良品で部屋着兼パジャマを買って帰りました。
すっぴん、着た切りすずめの服で。

結局、その翌日の16日深夜に荷物は届きました。
運送業者を介さずに、空港の人が直接届けに来てくれたようです。
ありがたい…
さっそくお土産を取り出します。

庭園美術館で買った、個性的なタッチの野鳥絵本。

 ウソぴょん。

キバシリと、庭仕事向けハンドクリーム。

戦時内閣のガイドブックと、チャーチル名言集。

『ノルマンディーの決断』のパンフレットに載っていた
これの原文が知りたかったんですが、ないようで残念。
いずれ何とかして調べます。

9/1追記:実はこの言葉、チャーチルが実際に言ったわけではないそうです。
ヴィクトル・ユゴーがこれに近いことを書いています。
何故そのように伝わっているのかは不明です。
https://www.intellectualtakeout.org/blog/5-famous-things-churchill-didnt-actually-say

ナショナル・ギャラリーにて、「大使たち」のマグネットと名画絵はがき集。

ロンドン塔で買ったTシャツ。渋い。


ナイチンゲール博物館にて、薬用ジントニックの素。
元々は薬、強壮飲料だったんですよね。

これで予定していたドイツ滞在中の海外旅行はほぼ終わりました。
9月にまたどこか出かけることになるのか…ちょっと不透明です。
できれば日帰りでもドイツ国内のどこかを見ておきたいです。
どこがいいかな〜。

2019年8月24日土曜日

ナイチンゲール博物館

ロンドン最終日は雨でした。
帰りの飛行機は夕方6時55分。どこにも行かないのはもったいない。
チェックアウトの後、ホテルに荷物を預けて各自最後の観光に行きました。


ブラックフライアーズの街並み。


陸橋の下、歩道にプロジェクション。

目指しましたはナイチンゲール博物館。

当時の制服。

フローレンス・ナイチンゲールがギリシャで保護して飼っていたフクロウのアテナ。

1918〜1919年に世界中で流行し1億人もの犠牲者を出した
スペイン風邪の特設展示(常設かも?)。
入り口でスクラッチカードをもらいました。

幼子を連れた母親、メアリー。
少年トム。
看護師ローズ。
兵士アルバート。
彼らは生き残れるのか?!


私がもらったのはメアリーだったんですが……。

チェックポイント5:夫があなたと子供の看病をせずに出て行ってしまった。

!!!

チェックポイント6:。・゜・(ノД`)・゜・。

「夫――! こいつ絶対後で『妻と子供をスペイン風邪で亡くしまして…』とか
同情買って再婚したに違いない! 真相暴かれろ!」
とか勝手な想像を上様に当たり散らしてました。

雨の中、荷物を受け取って早めに空港へ向かいます。
特に見るものもないロンドンシティー空港で、自分のノートPCを開いたり
時計を1時間戻したり。
行きは45分くらい遅れたflybe、帰りはそれほど遅れずに
デュッセルドルフに着いたんですが。

手荷物受け取りで待てど暮らせど、ベルトコンベアが動く気配すらありません。
同じ便に乗っていた乗客もざわざわと不審げです。

結局、着陸から1時間以上経ってから
「荷物を積むの忘れてロンドンに置きっぱなしでした」と発表が。

これから電車でアパートに帰るとしたらめまいがしてた(そもそも電車がないかも)
ところですが、もともと定刻通りでも10時近い時刻なので
デュッセルドルフで後泊ホテルをとっておりました。
明日取りに来ればいいやと思ったらまさかまさかの
「明日着くとは限らない」宣言。本気ですか。

荷物をドイツのアパートに送ってもらう手続きを済ませて11時過ぎでした。
帰って来た人だからまだいいですが、
これから旅行って人だったらもうお先真っ暗ですね。

とにかく今日はこれでおしまい。
空港内のスーパーで歯ブラシと夜食を買い、

空港直結の、
無駄に豪華なホテルに着きました。
(翌朝撮影)

部屋備え付けのバー。使いませんでしたが。
コーヒーと紅茶とハーブティーはおいしかったです。

広ーいバスルームで、いい香りのシャワーソープを贅沢に使って
バスタブに浸かってふーーっと一息。
しかしさすがにガウンとかバスローブはなかった。




主に着替えや洗面道具、かさばるお土産が入ったトランクは
もしかしたら戻ってこないかもしれない・・・。
PCや手帳など、お金で買い戻せないものが入っていなくて何よりでしたが
今後のことを考えるとぐったりしながら、広いベッドで寝についたのでした。

2019年8月23日金曜日

8月13日、ロンドン塔

ロンドン5日目。ご覧の通りの天気でした。
目的地のロンドン塔をまっすぐ目指さずに、気の向くまま寄り道しながら歩きます。


ヴィクトリア女王像です。


セント・ポール大聖堂。

消防士の像。

Clearly Garden。

パノラマ撮影で湾曲して見えますがまっすぐな建物です。

着きました。

入城〜。

城壁から見るタワーブリッジ。

魔術を使った疑いで投獄された天文学者が、壁に書き残した図。
彼のその後は記録には残っていない……。

はい、そこでお茶ですよ。
博物館・美術館ざんまいのこの3日間、ミュージアムカフェざんまいでもありました。
どこも美味しかったです。

ホワイトタワーの中は武器博物館。

ジョージ1世〜6世、ウィリアム4世、エドワード7世らの剣がずらり。
「王の剣」ですよ。これはたまらない。

また会いました、聖マルコの獅子。

こういう衣装の方々が、ときどき寸劇を演じてたりしました。


ここから一人で地下鉄に乗ってベイカー街はホームズ博物館へ。
着いたら行列が凄かったです。
チケットを買って並んで40分、ようやく入場できました。

部屋ごとに説明があるんですが、入りきれず後ろから覗き込み、
説明が終わって他の人が出て来て、やっと部屋の中が見られると思ったら
「はいはい次に移動して〜」といった感じで
ゆっくりできる場所ではなかったです。

職員の方はみんなメイドor従僕の衣装でした。

ワトソンの机。


バス通りにもこんな像がありました。

旦那と合流して夕食。今度は山小屋ラーメンです。

RAINDROP CAKEという名前で、すっきり透明なわらび餅が出ていました。

2019年8月22日木曜日

Churchill's War Room

ロンドン4日目。ウェストミンスター橋を渡って西へ。

バグパイプのお兄さん。



写真を撮るとき、iPhoneが場所を記録してくれているので
帰ってから調べればいいやと思っていたら
意外とわからないものです…。
画像検索すれば一発なんでしょうけれども。

今日のお目当てはこちら。

この方もさほど遠くないところに建っているあたりが英国。

さてチャーチルの戦時内閣、Cabinet War Roomsは時間厳守の予約制。
早めについても入れてもらえず、雨が降って来て雨宿りする場所もなく
セントジェームズパークをうろうろ。

こちらは庭園のアヒル番のコテージだそうです。
後に、英国鳥類学会のクラブハウスにも使われたとか。



やっと入れた内部は映画『DARKEST HOURS』や
『チャーチル ノルマンディーの決断』で見たそのままの世界でした。

椅子と椅子の間がほとんどない会議室。
実際に全員着席したらさらに息苦しいんでしょう。


寝室。隣接する博物館にはチャーチルの寝間着などもありましたが、
これらのリネン類も本物なんでしょうか。
『ノルマンディーの決断』での祈りのシーンを思い出します。

次はナショナル・ギャラリーへ。

銅像と一体化していた鳩。銅像も鳩を見上げてるような?

観覧の前に軽食。こちらは魚のすり身を固めて焼いた料理でした。
ハーブの香りが香ばしくて美味しかったです。

これは『帳簿の世界史』の表紙になった絵ですね。

こちらは上様のお目当て、ホルバインの『大使たち』。

右斜めから見ると、足元に髑髏が描かれているのがわかります。

肖像画美術館も見て回った後、エンバンクメント・ガーデンをぶらぶらします。


河岸には『クレオパトラの針』と呼ばれる記念碑。

どういう繋がりがあるのだろう。

帰り道では電気の父に会いました。