2019年6月19日水曜日

Garten

早いものでもう6月も後半です。
ドイツで今住んでいる、豊かな森に面した住宅は今月いっぱい、
正確には明日で退去して7〜8月は市街地のアパートに住むことになります。
2ヶ月以上にわたって目を楽しませてくれた動物達のダイジェストをお送りします。

着いた頃はまだ寒く、雪の降った日もありました(4月13日)


バードテーブルにWildvogel Mixをセットして真っ先にきたのは
「つつぴー」ことシジュウカラ。Kohlmeiseといいます。
4月9日のことでした。

ころころですね。

いつも葉っぱの下から何か探している、あむたん(Amsel)ことクロウタドリ。
こちらは男の子。


女の子は褐色です。

4月にはつつぴーと並んで常連だったんですが、5月には子育て用の生き餌が欲しいのか
あまりこなくなってしまったアオガラ、Blaumeise。

つがいになってからはいつも2羽いっしょ。


雹も降りましたねえ。


4月下旬から姿を見せるようになり、5月には常連だったゴジュウカラ(Kleiber)。
過眼線がしゃきっとしてます。
このサイズの小鳥の中では最も気が強く、シジュウカラ>アオガラ>コマドリを
追い出す勢いでした。

シマエナガと並ぶ小鳥会のアイドル、コマドリ、Rotkehchen。
このベビーフェイス。
4月半ばからときどきやって来ます。
どうやら近所に巣を作ったらしく、天敵に巣のありかを悟られないように
用心深くしているのかもしれません。

4月22〜23日にふらりとやって来た、真っ赤なウソ(Gimpel)。


5月に入ると、暖かい日には羽虫が大群舞。(5月1日)

近くの池で発生したカゲロウでしょうか。
こういう日は、小鳥達は生き餌に夢中でテーブルに来ません。営業妨害(笑)

5月からやってくるようになった、ヨーロッパカヤクグリ(Heckenbraunelle)。
高山性の日本のイワヒバリと違って、人里にも来ます。

かささぎ、ドイツ語でElster、スペイン語でUrraca。
いい写真がなかったのでスペインで撮影したものを。
ハトをほっそりさせたくらいの大きさで、力も強ければ気も強い。
ネットに入った固形飼料を落とすわ持ち去るわの食いしん坊でした。

他、写真は撮れませんでしたがエナガさんもお見えでした。
本州エナガと同じ剃り込みタイプです。
雪の妖精、シマエナガタイプはポーランドまで行かないといないそうです。

哺乳類編。
日本のヤチネズミに近い赤いネズミ、Rötelmaus。
もっさりしていて目が小さくしっぽは短いです。


「あっ人間がいる!隠れなきゃ!」
でも好奇心が抑えきれない仔ネズミかわいかった。賢く生きてください。

こちらはいわゆるねずみ。耳が立ってて目が大きく、しっぽが長いです。

この排水溝の中におうちへの入口があって、家族で住んでいました。

うさぎ。

出かけようとしたら待ち伏せされたこともあったなあ。
重量感のある走りをします。ぶつかられたらたぶん痛いです。

鹿も来ました。
今も来ているのかも知れませんが、森の木の緑が濃くてよく見えません。

家に居ながらにして、リビングで食事をしながらこれだけの動物に出会えた
贅沢な日々でした。
この隠れ家が、いつまでもこのような環境でありますように。

(参考:https://www.nabu.de/tiere-und-pflanzen/aktionen-und-projekte/stunde-der-gartenvoegel/vogelportraets/index.html

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